2015年12月13日日曜日

マイナンバーで証券投資の手続きはどう変わる

 税と社会保障の共通番号(マイナンバー)が各個人に配られた。マイナンバーは、これから証券口座を開設しようとしている人も、すでに証券口座を持っている人も証券会社に通知する必要がある。以下に必要な手続き等をまとめてみた。

1.成人版NISA
  現在は口座開設に住民票とマイナンバーの提出が必要だが、2018年には住民票の提出が不要になる見込み。
2.ジュニアNISA
  口座開設に住民票は不要。マイナンバーの提出のみでOK。
3.証券口座の新規開設
  証券会社にマイナンバーを通知する必要がある。
4.既存の証券口座
  2018年までに証券会社にマイナンバーを通知する。
5.売却益などの納税
  将来的にはマイナポータルでできるようになる。

 NISAは1人が1口座しか開けないため、税務当局は住民票を使って初の開設かどうかを調べている。その作業に時間がかかるため、証券会社に口座開設を申し込んでから取引できるまでに1~2カ月程度かかる。
 ジュニアNISAはこの作業にマイナンバーを利用する。作業が効率化され、申し込みから口座開設までの期間は1~2週間になる見通しだ。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿