2015年11月26日木曜日

マイナンバー漏洩を防ぐ6重の仕組み

6重の仕組みで影響を最小限に

いくら仕組みを用意しても完全に漏洩を防ぐことはできません。また、漏洩の影響が全くなくなるわけでもありません。  とはいえ、このような仕組みにより影響をできるだけ防げるようにはなっているのです。

国民の不安と対策

国民が不安に感じている点は次の3点です。

1.個人番号を用いた個人情報の追跡・名寄せ・突合が行われ、集積・集約された個人情報が外部に漏洩するのではないかといった懸念
2.個人番号の不正利用等(例:他人の個人番号を用いたなりすまし)などにより、財産その他の被害を負うのではないかといった懸念
3.国家により個人のさまざまな個人情報が個人番号をキーに名寄せ・突合されて一元管理されるのではないかといった懸念

 便利であればあるほど、やはりこのような不安が出てくるのは避けられません。 そこで、マイナンバーでは、色々な不安を解消する仕組みを導入しています。

 次のような6重の仕組みがマイナンバーには組み込まれているのです。

1.制度による守り
  (1) 専門の監視監督機関「特定個人情報保護委員会」
  (2) 厳格な情報の安全管理ルール・規程
  (3) 非常に厳しい罰則
2.システムによる守り
  (4) マイナンバーの情報は分散管理を義務付け
  (5) マイナポータルで自分の情報把握「不正使用の早期発見」
3.漏洩時の影響最小化
  (6) 漏洩のおそれがある場合は番号を無効にして新番号に

 導入する時点でのさまざまな負担や不安を乗り越えることで、マイナンバーは私たちの暮らしをとても便利にしてくれる道具になると思っています。

 

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